ささみしか食べず寒がるアスリート

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マラソンをやっている方が関節痛で通っている。以前より改善して完走できたり関節痛も減ってきたので、通院回数が減った。久しぶりに来たら少し痩せていたので聞いてみた。「BMIはいくつ?」「17なんです。全然太れなくて・・・。」「エアコンきつくない?またかささみしか食べていないということはないよね?」「はい、エアコンがきつく感じて家内に切ってくれと言っています。会社でもささみ定食しか目が行きません。」これは以前体験したことだが、肉体改造をした方が体脂肪が7%になったら水に浮かばず沈むという。人の身体はある程度脂肪がないと浮かない。だから身体を鍛えすぎて水泳が出来ないという。また極端に寒がりになり、夏などタクシーに乗ってもエアコンを切ってくれと言うようになったという。食事もタンパク質はささみ以外食べないという。ちょっと極端だが、こういう方は結構いる。我々から見ると良質の蛋白(牛でも豚でも)がないと瞬発力が出ない。そういうものばかり食べていると胃腸が段々小さくなって消化不良を起こす。こうなると食べられないし太れない。だからBMIも17以上上がらない。BMIが17といえば宝塚歌劇の人達と同じである。この方は以前に鬱病をやったので、再発する可能性が高い。胃腸の機能障害と血行不良、感染とくれば昔の病気が出てくる。こういう場合はドグマチールがよく効く。私の師匠はよく出している。食欲を出し、良質の蛋白を食べ、脂肪を身につけ、BMIをあげないと泥沼に入ってしまう。特に関節痛のある方は痩せている分関節が楽になるケースがあるので、太れないことを何とも思わない。注意して欲しい。

2017年7月2日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中