やり手社長の落とし穴

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ご紹介でITの社長が来た。見るからにやり手で身体もがっちりしている。筋肉の質はスーパーライオンタイプ。しかし腕を診るとかなりひどい。腕は「ストレス」か「使いすぎ」なので聞いてみると、そんなに手は使っていないという。そうなるとストレスしかない。そして体重を聞いたら、「20才は72kg、今は50才で86kg」典型的な「男の38才説」の12年後である。若い頃と比べて15kgも太ったら、腰はもたない。そして首を触ったら、何とも言えないぐらいモヤモヤしている。これは我々の感触なので言葉では表現しにくいが、他の身体の部分に比べてよどんでいる。これは鼻炎を意味する。聞いたら、アレルギー性鼻炎と花粉症が長いという。これは典型的な社長に多いタイプで身体の種明かしをした。「20才から段々太り、体重が増えていきながら、鼻炎が悪化したでしょう。鼻炎だけで15年ぐらいの歴史を感じます。おそらく、社長自体が何でもポンポンできる方なので、スタッフの方の仕事がまどろっこしくてイライラしているでしょう。それを食べて解消して太って、鼻炎が治らない。社長の身体自体が特別で他の方に同じようなことを求めることが間違っています。自分がウサギでカメを見て、何をやっているの?と同じ事です。人は思ったとおりに動きませんから、それを食べて太って自分が不健康になるのは結局会社のためになりません。15kg減量指導をします。今お伝えした内容にご反論があればどうぞ。」「・・・・・・・・・・・・。全くありません。」このタイプの社長は多い。我々はドツボ組と呼んでいる。

2017年12月4日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中