アトピー性皮膚炎を歯医者で治す話

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以前にニキビのひどい患者さんが遠方から来られた。話を聞いてみると地元の皮膚科を数件回ったが治らないという。皮膚科で治らないのだから他に原因があると考え、患部を診てみると顎の周辺の皮膚炎がひどい。もしかして歯の金属アレルギー?と思い、重金属排出作用のある中国パセリをオーリングテストで合わせると強い反応があった。これはまちがいないと思い、話を聞いてみると歯は子供の頃治療しただけでその後外国に留学していたので、殆ど治療をしていないという。昔ならアマルガムなどよく使っていたからおそらくその反応であろう。すぐに歯医者を紹介してめきめき良くなった。我々の世界ではよくあることだが、ニキビになって歯医者に行く人はまずいないと思う。歯の金属が原因のアレルギーである。このように答えは歯医者なのだが、隙間にはまってしまう患者さんは多い。よくあるケースは顎関節がおかしくなって、首を痛めるケースである。歯の噛み合わせ異常は首の2番という骨に反応がよく出るので、首がゆがむ。顎関節の異常をそのままにしておくと首までくる。首が痛いと整形外科か我々の所に来るが、答えは口腔外科である。歯の影響というのは強くて顎関節を治さない限り首は治らない。だからまず歯医者に行って顎関節の治療が終わってから、当院で首の治療するとうまくいく。何事も見えないところに原因がある。

2015年7月29日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中