スポーツと子供の不幸

印刷する

仕事柄スポーツをやって身体を痛めた方はよく診る。スポーツもレジャーやリクレーション、趣味程度ならいいが、「絶対に勝ちたい。」という気持ちが強すぎると少し考えものである。何が何でも相手を叩き潰す。コテンパンにやっつける。相手をひれ伏せさせる。この考えの延長で友人や家庭内、特に夫婦、義理の親などを考えてしまうと不徳を積む。特に夫婦で何が何でも夫に謝らせるとか、自分に従わせるでは家庭がうまくいかない。そんな家庭では夫は自宅でくつろがないから、よそに安住の地を求めてしまう。浮気をしないまでも帰宅は遅くなるだろう。以前お世話になっている先生から教わったが、「家庭の中で誰か一人が犠牲になっているぐらいでないと家庭はうまく回らない。犠牲になっているように見えても後でつじつまがあう。世の中捨てたものではない。自分が犠牲になりたくないと突っ張っていると家庭はギクシャクしてそれが子供に影響する。子供の不幸を親が作っているようなものだ。」本当にそう思う。温かそうな家庭を見ていると、大体奥さんが折れていて、「パパがそう言うなら、そうしましょうね。」と意地を張らない。これが続くと何かの時には、「ママがそういうならそうしょう。」とあまり喧嘩の種がない。度を超したスポーツ子供の運にまで影響があることを理解してほしい。

2018年5月24日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中