スポーツと怪我の関係

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プロのスポーツ選手は来ないが、アマチュアでかなりの所までやっていた方は来る。現役時代に怪我をした話を聞くが、よく聞いてみると同じ所でつまずいている。例えばスキーなどで膝を痛めている方は多いが、たまたま風邪を引いて体調がすぐれない時に練習をする。風邪程度なら普段の7-8割だろうと思って練習をすると、怪我をする。実際風邪などで胃腸機能が落ちている時は、腹筋力がなく、股関節回りや脚に至るまで、能力が普段の半分以下の場合が多い。7-8割だと思っていれば5-6割のことをしても大丈夫と思うだろう。しかし実際は3-4割しかないので、5-6割のことをすると怪我をする。器を越えているので怪我をしやすい。言われてみれば当たり前のことだが、スポーツ選手は怪我のことを比較的軽く見る癖がある。「この程度は大丈夫。」と何処かで思っているので、中々現状を正しく把握できていない。そこが落とし穴である。以前、身体こりと社長の判断で書いたが、現状を正しく専門家に診てもらうという習慣がない。自分でこの程度だろうとみてしまう。その見方が殆ど、あまい。後になって、「こんな事になるとは思わなかった。」と言う。本当のプロはそこの読みが正しい。だからイチロウなども無我の話を聞かない。自分の身体との対話が出来ている証拠である。己を知ることからやはりプロの道は開かれる。専門家に自分の身体を診てもらい、そこから自分の進む道を決め手も遅くはない。

 

2016年9月12日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中