スマホ病について

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常連さんが左の腕が痛いと言ってきた。通常腕のこりは自覚できないことは以前に書いたが、確かに辛いという。調べてみたら、左よりもっと右の腕が酷い。パソコン病にしては酷すぎるので、最近、かなり根を詰めて仕事をしているか聞いてみたら、以前と同じだという。腕のこりからそんなわけはないと思って聞いてみたら、今はノートパソコンから全てスマホに変えたという。よく考えると、ノートパソコンはさすがに満員電車や寝床ではしない。しかしスマホはどちらでも出来る。パソコン病の比ではないぐらいに連続で使う。もうこれは立派なスマホ病である。以前、パソコン病は人差し指のクリック病で親指なら酷くならないと書いたが、寝ている時以外、常にスマホを離さなければ親指でもやられてしまう。我々からするとパソコン病は鬱病との関係が密接である。スマホ病はもっと深そうだ。パソコン病と鬱病で悩んでいたのがもっと深刻である。スマホ病で腕のこり→肩甲骨のこり→首のゆがみ→頭の血行不良→鬱病と簡単病気は進む。だから当院では鬱病は腕から治すのである。中々こういう事が理解されないが、腕を使えば使うほど交感神経優位になり、副交感神経が働かない。そうなれば何となく眠れないとか、朝スッキリしないとか、胃腸の働きが悪いとか、腰が重い、脚が冷えるなどの症状は簡単に起こる。若い方が何かスマホゲームにはまっているという話を聞くが、今後どれだけ、やる気のない、鬱病患者が増えるかわからない。道具が便利になればなるだけ、身体を蝕んでいく。このスマホ病、かなりの危機感を最近強く感じている。

2016年10月27日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中