ミキプルーンと乳酸菌の品質

印刷する

仕事柄、貧血や子供を産もうとしている方には鉄分の摂取でミキプルーンを勧めている。昔は販売員からしか買えなくて,値段も良かったので他のプルーンに変える方が結構いた。しかし比べてみるとミキプルーンだと便秘や下痢など起こさないのに、他の安いプルーンだと色々と問題が起こる。そしてミキプルーンに戻すと問題が解決する。気になって販売員に聞いてみたら、「ミキプルーンの社長がこだわった方でプルーンの中でも1番いい物しか使わず、工場なども毎日大掃除しているぐらい綺麗である。これは勉強してから食べてもらいたいので、一般販売をしないという考え方を持っている。」と言われて納得してしまった。今回、NASAが宇宙食で持っていくことを決めたという。見た目は同じプルーンでも中身の違いは歴然である。品種も産地も製造過程、管理方法も判らない物は使いたくない。同じ事が乳酸菌にも言える。当院ではORT-乳酸菌と言って1錠の中に1兆のエンテロコッカス・フェカリス菌の死菌が入っているのを使っている。患者はがんが多いが、値段が少し高いので他の乳酸菌に変える方は結構いる。患者さんの気持ちは分からないではないが、その後The Bi-Digital O-Ring Testの検査をして、「少しがんの数字が上がっています。ちゃんと飲んでますか?」と医者に言われて慌てて元に戻す方もいる。専門家が聞かれて、「○○がいいです。」と言うのには背景で多くの経験や実験臨床などをこなしている。その上で細かい説明はしないが、「○○がいいです。」と言っている。例えばピアノの先生が子供に教える場合、「あなたは今こういう状況だから、○○の稽古をしなさい。」と言ったとする。生意気な生徒が、「先生、それよりも△△の稽古の方がいいです。やってみます。」と言えば、「好きにしなさい。」となる。△△の稽古の後、問題が起これば、「だから○○をしなさいと言ったのよ。わかった?」と言うだろう。専門家の一言には含みがある。言葉も品質のうちである。

2018年5月19日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中