ライオンタイプを治療しながら小言が出る

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ライオンタイプで見るからに社長という方が来ている。この方の身体を診る度に、私は小言を言っている。「今までは身体に自信があるから多少辛い症状が出ても無視してきただろうが、50才を超えるとそうはいかない。20才の頃と比べて体重は15kg増え、今までなら簡単に治っていた首や腰の痛みも自然に回復しない。背中を診ると外食ばかりで、甘い物取りすぎと刺激物の摂取は聞かなくてもわかる。腕や足を診ればストレスはたっぷり。それを食べて解消しようとするとどんどん辛いものが欲しくなる。こういう方はやがて高血圧になり、鼻炎などがあると血管がもろくなり、とても危険か状態だ。心臓を調べて異常が出れば良いが、いくら精密検査をしても出ないケースは沢山ある。身体の何処を診ても赤信号、それも真っ赤。病気は大別すると血管かがん。がんは時間が稼げるが、血管は一発がある。心臓ならまだ検査に引っかかるが、脳などは殆ど引っかからない。脳ドックの後に脳梗塞などはよく聞く話だ。まずは白米、醤油、ソースを制限して、減量から始めるしかない。その後で休むことを仕事とせよの実行。1年後に10kgぐらい落ちればようやく黄色信号。いや、怖い怖い。」話を聞いている患者さんもいい気はしないだろうが、すべて事実である。西洋医学的には異常がなくても、我々の仕事のように全身を拝見するとその異常さが伝わってくる。年を取って愚痴が多くなったせい、1時間ずーっと小言を言っている。

2018年1月10日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中