下痢対策の話

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以前から「鼻」「歯」「腸」に問題のある方は中々よくならないと書いた。この中でも先ずはじめに治療するのは腸である。本人も子供の頃から下痢体質と諦めている方でも乳酸菌の摂取やお酒の量や刺激物の摂取、脂肪分の制限などで下痢が改善することは多い。まず大人になると飲み会が頻繁になる方がいる。以前、ウィルス性の疾患で中々良くならなかった方がお酒の量を1/3にして、劇的に良くなった方がいた。本人もこんなにお酒を減らしたことが今までなかったという。以前学会で、「外食で悪いのは生ビールと焼肉、一番いいのは焼酎と青みの魚。」と教わった。その学会が終わった後皆で、「そんな事言われても美味しいものは美味しい。」といいながらビールを飲んでしまったが、このビール実に問題が多いと思っている。アトピー性皮膚炎や歯周病、下痢症の方などはビールを2週間やめただけで改善することがある。このビールまず習慣になってしまう。仕事が終わりに近づくと飲みたくてしょうがない。一種の中毒である。居酒屋さんに行って、「取り敢えずビール」と言うが、「取り敢えずワイン」とは言わない。まずはビールを飲んでから考えるということだろうが、中毒以外の何物でもない。私も以前、なぜお酒を飲むのかで書いたが、ビールをやめただけで体調が明らかに変わる。ビールの何が悪いのか検証されているわけではないが、まずはつまみだと思う。ビールと唐揚げ、焼肉などは最高のコンビである。ワインだとチーズかクラッカー、焼酎や日本酒などだとつまみが違う。お酒自体というより、つまみの影響が大きいと思う。ワインを飲みながら漬け物はあまり食べたいとは思わない。ビールだとどうしてもスパイシーなものが欲しくなる。それは腸には良くない。以前に唐辛子と痔の話で書いたが、下痢体質の方にはスパイシーは勧めていない。ビールやスパイシーなど個別に摂取を止めてみて、腸がどう反応するか見るといい。昔から下痢だからと諦めないで、ビールとスパイシーは実験する価値がある。そしてフードチェックや乳酸菌、断食などを経て腸は蘇る。

2016年11月17日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中