不眠症と傷

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鬱病の方で不眠症を訴えてくる方は多い。睡眠も条件が揃うと寝やすいが、その条件が揃わないと中々寝られない。例えば昼間運動をして好きな音楽の条件が揃うと寝られる方でも、いつまでも同じ条件では満たされない。次から次へと良いものを探さなくてはならない。今までこれが良かったからと言って同じものを追いかけてもいい結果は出ない。仕事柄安眠グッズは多く試したが、これさえ使えばという物は殆どない。新しい刺激が必要である。そんな中でお薦めなのが五感を満たす方法である。触り心地がいいとか、良い香りなど五感を満たすものはお薦めである。もうひとつの方法として傷をつけることも良い。以前風邪予防で乾布摩擦を書いたが、寝る前に少し皮膚に傷をつける。子供の頃喧嘩したり、運動会で擦り傷を作るとよく眠れた記憶があると思うが、身体は傷の修復のために深い睡眠を取ろうとする。動物なども傷ついた時は何も食べずによく寝ている。人工的に少し傷をつけることで睡眠が深くなる。こんなこともコツの一つである。

無題1

2016年6月13日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中