乳がん予防がすべて裏目

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数年前に少し胸の異常を指摘してその後頑張って予防をしてきたが、うまくいっているか判定して欲しいという方が来た。この方は常連さんの奥さんでThe Bi-Digital O-Ring Testを使ってほんの少しだけ左胸に異常を見つけた。数種類の健康食品を持参したが診ると、「○○はテレビで評判。」「○○は○○で金賞を取った。」「○○は更年期にいいと雑誌に書いてあった。」「○○は友達の間で流行っている。」というものばかりである。どうも女性はこういう誘い文句に弱いらしい。家内もよく、「テレビショッピングで膝にいいと言っている。これどう?」と聞いてきて、The Bi-Digital O-Ring Testで調べるといい物とそうでないものは半々ぐらいである。たまたま持参した物を調べると殆どが身体に悪い物と判定した。少し貧血があると言ってプルーンを調べるとマイナス。イソフラボンがいいと言って調べるとマイナス。プロテインがいいと言って調べるとマイナス。10種類ぐらい持参したが良いものが2つしかない。これでは病気を悪化させているようなものである。これを見て、「自分なりに調べて色々とやったことがマイナスということですね。」「そうなりますね。努力はされたんでしょうが、マイナスはマイナスです。」「これなら何もしないで普通の生活をしていた方が良かったと言うことですね。」「そうです。」実はこの会話はよく患者さんとしている。頑張るとおかしなものを選んでしまう。何もしない方がいい方は多い。そして半年ぐらい経ってまた調べるとおかしなものを選んでくる。選ぶ理由が全く以前と同じで、テレビでいいと言っていたと言ってくる。中々懲りないご婦人が多く困っている。

2017年9月21日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中