便秘と振り子

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がんの予防的治療をしている方が少し腸の調子が変わって不安だという。今まで長い間便秘だったが、数ヶ月前に調子が良くなり、最近は下痢気味だという。食事をした後お腹が痛くなったり、今までにない症状があるという。こういう場合、我々から診ると便秘の時は腸が敏感でなく症状が出なかったのに、少し下痢気味になると腸が敏感になる。こういう時にこそ、自分の腸が喜ぶ食べ物を見つけられるのでチャンスである。本人は乳酸菌でも飲んでまた良い状態にしたいだろうが、身体には振り子のように反応があると説明した。右に偏っていた状態が長い場合、治療して振り子が正しい位置に戻ろうとしても、正しい状態で止まらず振り子が左に行ってしまう。そして左からすぐに戻らず振り子に勢いがあるので、右に行ったり来たりと中々正しい位置で安定しない。今はその状態だから心配ない。身体はそうやって元に戻ろうとする。こんな説明をしたら納得していた。

無題1

2016年5月5日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中