右肩とタイ料理

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これは少し前の話だが、精神科の医者が右肩が痛くて治らないという。自分で注射を打ったり、ジムに通ったがよくならないので来たという。身体を診ると右の背中が異常に硬い。これは胆嚢の反応なので、「先生、何か辛いものを食べていますか?」と聞いたら、最近仕事が忙しくて休みの日のタイ料理にはまったという。そのお店は自分で唐辛子を入れられて、毎回量が増えているという。原因が簡単にわかったので、先生に、「先生、辛いものを半分にすると右肩は楽になります。」と言ったら、「何それ?」と言う。以前から辛いもので右腰痛の話は書いているが、その反応が肩まで拡がっただけの話なので先生に説明をした。「あら、そうなの。知らなかった。」その後1週間後に来て、「確かに良くなったわよ。あなたの言うとおりだわ。」となった。肩や腕の症状を訴える方は非常に多い。しかし食生活やお腹の調子が肩関節に影響すると考えている方は少ない。こういう方にはまずお腹を治療して肩が楽になることを体験して頂いている。何事も味わえばわかる。整形外科に行ってなかなか治らない方の中には、食生活を変えない限り治らない方が大勢いると思う。

 

2016年4月3日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中