合わせ技1本

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踊りをやっている方がきつい稽古で肩と脚を痛めた。いつものことなので鍼を打って2-3回の治療で良くなるだろうと思って診たら、劇的に良くなっている。何があったのか聞いたら、何もしていないという。そんなはずはないので前回の治療を思い出し、その後どういう生活をしたか聞いたら、前回の時に首のゆがみがあったので、マウスピースを調整したほうがいいという話と少し胃炎だったので、じゃ又薬をもらってという話をしたことを思い出した。今回の治療の間に歯医者も胃薬も両方やったという。首を診るとゆがみがない。胃を触るとかつてないぐらい柔らかい。薬がなくなり飲めなかったのが、久しぶりの胃薬が効いたみたいだ。前回肩もひどかったが、少し重点的に治療したのが効いているようだ。結局、マウスピース、胃薬、肩の集中治療の合わせ技1本が効いたようだ。医療の世界では一つ一つはそんなに特別効果がなくても合わせ技1本の話はよくある。これから医療連携が進む中、こういう話は増えると思う。

2019年2月20日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中