咳治療の最後の砦「お灸」

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季節柄、夏風邪なのか喉の痛みと咳の方がよく来る。症状が軽ければ売薬(葛根湯やコンタック)でいいが、こじらして喉の痛みが取れないとなると駆風解毒湯や医者に行ってるゴールなどを塗ってもらわないといけない。咳は軽ければ龍角散やベポラップ、乾布摩擦などがいいが、酷くなれば医者に行って抗生剤やメジコンなどの咳止めをもらう。それでもだめならリンコデと言って、リン酸コデインという鎮咳薬が出される。それでも止まらないとなるとマイコプラズマや百日咳なども疑う。検査をして原因をつきとめないといけない。抗生剤も世代ごとに効きが違うので選択するのに多少のこつがいる。それでもだめな場合、仕事柄咳の反応点にお灸がよく効く。薬でも駄目なものにお灸と思われがちだが、実は何度も治療経験があり、お薦めである。なぜか鍼では止まらないものがお灸では止まる。理由は良くわからないが、経験で「お灸が最後の砦」と思ってやっている。早い方は1-2回で緩解し、余程の肺がん末期でない限り効果を上げる。さすが中国3000年の知恵である。是非参考にして欲しい。

 

 

2018年7月3日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中