喉の違和感を薬で悪化させてしまった話

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仕事柄、自分の体調の悪い時は色々と実験する癖がついている。ここ2日間ほど喉の調子が悪いので、以前から実験しようと思っていたトローチを試した。喉の痛いときは駆風解毒湯が効くが、これはお湯に溶いてうがいしながら飲む薬である。その会社がトローチを出したので試してみた。うがいだけだと何となく、痛い喉に付着しない感じだし、トローチの方が患部に留まる感じがする。やってみてわかったのは私には強すぎだ。今までうがいでやっていてのがいきなり強くなってしまったので、喉につく感じで水分が取られてしまう。これによって声が出にくくなってしまった。但し、これは個人差があるので、駆風解毒湯のトローチが良くないと言っているのではない。たまたま自分のその症状の時には強すぎたという話である。少し焦って仕方なく、抗生剤でも飲むかとクリスを飲んだ。これがまた効きすぎ。前回抗生剤を飲んだのが7-8年前なのでよく効いた。朝起きて鼻水はピタリと止まっていたが、喉に全く水気がなく殆ど声が出ない。そして抗生剤で滅多にない下痢も起こった。今日治療しながら患者さんにこんな話をしていたら、よく講演会でしゃべっている方が、「講演会が近づいて喉の調子が悪いと焦る。色々とやればやる程悪くなる。」と言っていたが、まさにその通りである。すこし時間をかけてもほおっておけば良かったと反省している。

 

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2016年6月5日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中