声がれについて

印刷する

声がれのことを正式には「嗄声 させい」と言います。原因は声帯や喉の周辺の異常だけではなく、胃腸や甲状腺機能障害や心臓などもかかわります。よく声がれで耳鼻科の先生から、「これは逆流性食道炎の影響で声がれが起こっている。消化器で薬をもらいなさい。」と言われて、飲んだら声が良くなるケースがあります。甲状腺などもかかわっているので、特に女性で喉の全面が腫れぼったい方は甲状腺も疑うといいと思います。声帯を動かす神経は「反回神経 はんかいしんけい」といって心臓の血管をぐるりと反回(反回神経の名前の由来)して喉まできています。ですから心臓の血管が大きく(大動脈瘤)なったりして神経を圧迫すると声がれが起こるのです。ですからうちでは声がれというと、喉を診て頂くのは当然ですが、逆流性食道炎や心臓も調べてもらってと言います。ちょっと声がれで心臓というのはピンとこないと思いますが、原因の一つです。覚えておいて下さい。

2017年4月27日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中