妊娠中に受け入れ体制を整える話

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以前から「新米ママ」の解説で妊婦さんの不安や子育てのコツ、子供との関係を話してきた。妊娠中の治療は殆どが腰痛と足の浮腫であるが、治療しながらこれから始まる子育てのために、心と体が準備していると感じる。妊娠前は辛い症状があると完治まで治療を求める方が殆どだが、妊娠中の症状は中々完治しない。腰にしても浮腫にしても吐き気にしても、本人も仕方がないと思っているから、少し楽になればいいやと思っている。子育てにはこの感覚が必要である。子供は自分の思ったとおりにはならない。それを自分の身体を通して学んでいるのだなぁと感じる。少しでもよければいいや。だいたいこんなもの。まぁ、いいや。完璧を求めていたら前に進まない。妥協しながらあきらめながら、夢に描きながらぐちゃぐちゃに進むのである。少し歯がゆい思いをしながら、出産と同時に受け入れ体制が出来ているのだなぁと感じる。

 

2016年4月18日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中