子宮筋腫を治したら頻尿と便秘が治った話

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子宮筋腫を手術した方が、なぜか頻尿と便秘が楽になったという。我々からしてみると解剖的に当然のことなのだが、患者さんにしてみると不思議にうつるらしい。図は身体を正面から垂直に切って、横から見たところである。左が前で右がお尻である。女性の場合、子宮の前に膀胱、後ろに直腸があるのがわかると思う。子宮が筋腫で大きくなれば、前の膀胱を押すので頻尿になる。後ろを押せば直腸が拡がらなくなるので、便秘になる。言われれば当然のことなのだが、頻尿と便秘で子宮筋腫を疑う方はいないと思う。頻尿なら泌尿器に行って少し薬をもらう程度で、便秘なら売薬で済ませてしまうと思う。筋腫は大きくなっても自覚症状が出ないから、余程丁寧にお腹を触っている方以外は気がつかない。出血でもすれば分かるがそれは子宮の中に筋腫が出来た場合で外に出来たら出血はしない。結局何となく頻尿と便秘で筋腫が大きくなる。また頻尿と便秘が続いた場合は、自律神経が乱れて女性は過食になる。何となく食べたくなり太る。しかし手術をしてサイズが戻ると過食が治まることが多い。30-40代の女性に筋腫は多いが、今は4人に1人いる。おばあちゃんやお母さんに筋腫がある方はよく発症している。30代過ぎたら検診をしてもらうといい。同時に乳がん検診も受けるといい。

2017年10月31日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中