小指の骨折を包丁で治す話

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空手をやっていて小指を骨折した人が来ている。最近病院では骨折のリハをしないので、骨がつくとそのまま終わりということになってしまい、戸惑っている方は多い。以前みたいに力が入らないし、痛みもある。とても完治とは言えない状態で不安を抱えている方は多い。私自身、病院でリハビリをやっていたので、そういう方達の気持は良くわかる。治療は指の環境を良くすることが大事で、骨と骨の間の隙間を作ったり、伸筋屈筋の状態を改善する。肩関節も関わるのでそちらのチェックも必要だ。そんな時に役に立つのが包丁である。以前小指を骨折した板さんが包丁が握れず困っていた。包丁をしっかり握るには、小指に力が入るかが大事だそうだ。だからやくざの方で小指のない方は包丁が握れないという。逆を返せば包丁を握ることが小指のリハになる。柄の部分が木で握りやすいものがいい。写真の赤いところの形状がピッタリと小指全体の屈筋にフイットする。生活の中に身体を治してくれる物は多い。

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2016年2月4日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中