心配性のご婦人

印刷する

うちのお袋もそうだが、年配女性で心配性の方は多い。よく話を聞いてみると心配だ心配だと言いながら、しゃべり続けて安心しているので心配するなと言う方が本人の身体に悪い。好きなだけ心配すればいいと思ってしまう。先日来た方も自分の身体やご主人、子供や孫のことまで、心配のオンパレードである。家族のことはともかく身体に関しては下記のような話をした。

「健康診断で指摘されたことを守れば寿命が延びると思っている方は多いと思いますが違います。健康診断と寿命は何の関係もありません。むしろ受けている方の方が短命というデータもあるくらいです。がんでもそうですが、早期発見と言っていますが、勢いのあるがんは短い期間で全身回ってしまっているので、防ぐ方法がありません。昨年異常なし、今年末期などという話はよく聞くと思います。結局寿命というのは宿命みたいなものでジタバタしても変わらないのです。だからあまり気にしない方がいいです。例えば健康診断で胃炎を指摘されて薬を飲んだり、胃に優しい食事をすれば、快適に過ごせるという程度のものです。心配しても亡くなる時は亡くなるし、亡くなりそうでも亡くならない方もいる。心配して結果が変われば良いのですが、心配するだけストレスになるだけです。死ぬ寸前までは生きていますので、身体の心配より、今日は何を食べようかとか、今度は孫とどう遊ぼうかということに気を使う方がいいと思います。」

こんな話をしたら、大笑いしていた。心配性は治らないと思うが、少しでも日々を快適に過ごすことに気が向けばと思う。

2017年6月21日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中