愚痴ったら勝ち

印刷する

以前、当院では愚痴った方が得をする話を書いた。患者さんの何気ない一言から病状を判断して、放っておいていいものか、すぐに調べなければいけないものなのかが、経験上わかる。今日来た方も以前から頻尿を訴えていたが、最近特酷いという。話を聞きながら、これはもう手術の対象になるのではと思い始め、「尿漏れ外来」の話をした。まだなじみがないだろうが、20年ほど前から女性の尿漏れのための訓練士が日本でも出始めて、最近は手術の術式なども改良され、いい成績を上げている。東京ではまだ少ないが、今は調べれば簡単に見つかる。「え、そんな外来があるのですか?泌尿器科ではダメですか?」ダメと言うことはないが、やはり専門病院の方がいい。こんな話しも患者が愚痴ったから出た話しで、我慢していたら紹介もできない。仕事柄色々な愚痴を聞くが、必要のない愚痴は流しながら聞いている。しかし今までの治療で解決しないものに関しては、アドバイスしている。愚痴も役に立つことがある。特に当院では。

2018年3月10日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中