指のトレーニングのコツ

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首を痛めて手に力がなく通っている方が何人かいる。握力がないから酷い時はお茶碗を落とす。少し良くなると筋トレを指導するが注意事項がある。それは患部だけ筋トレしないことである。指の筋トレなら手首や肘肩なども合わせてやっいただきたい。指が弱いとどうしても指の筋トレだけやる方が殆どだが、指が正常に働くためには腕や肘肩まで良い状態でないと筋力は出ない。指の筋力を出すために周りの環境はかかせないのである。これは以前書いたが、異常な肩こりの方の中にまぶたの異常がある。まぶたが弱いために目をフォーカスする時に頭皮や肩の筋肉まで使う。それが慢性化して異常な肩こりを起こす。肩を治すのに目の手術が必要になる。肩だけ治せばいい訳ではない。以前テレビを観ていたら受験生を抱えた寮でどうやったら、子供達の成績が上がるか実験したという。結論は「生活を正す」であった。私などは夜食にカロリーの高い物を食べさせるとか思っていたが、そうではなかった。今になって思えば頭が働くために身体のリズム環境が大事だということで同じ事である。身体は症状のある部分で考えがちだが、治療経験を積めば積むほど良い環境でかなりの症状が改善されることを体験している。最近は患部だけ診るのは間違いだと感じ始めている。

2016年7月30日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中