掌蹠膿疱症について

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掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)とは聞き慣れない病名だろうが、臨床ではよくある症状である。手足の末端の皮膚炎だが、皮膚科で治せない。完全にお手上げである。この皮膚炎の原因が一昔前は口腔内の異種金属と言われていた。歯の詰め物が原因していたのである。その後、鼻炎も絡むことがわかりBスポット療法の適応症である。歯と鼻を治さないと治らない皮膚炎である。皮膚科が薬を変えて少し楽になっても必ず再発する。どんなに強い薬を出してもダメである。このように病気の原因が患部にないケースだと科をまたぐ。皮膚科から耳鼻咽喉科や歯科に回して貰えれば良いが、まだまだ知名度は低いようである。手足の湿疹や皮膚炎が治らないときは疑うといい。

2017年7月10日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中