握力と書き味

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首を痛め、手に力が入らない方は多い。そういう方は必ず、雑巾が絞れない、字がうまく書けない、ボタンがかけられない、ページをめくるのがいや、ビンの蓋を開けられないと言う。The Bi-Digital O-Ring Testを使って手のアセチルコリンを測るとかなり低いので、これでは手は動かない、つまり脳の言うことをては聞けないと思ってしまう。私自身、手を異常に使う仕事なので気持ちは分かる。同じ体験を持っているので、ペンは何本も買って実験して次の2つに落ちついた。一つはパーカーが出しているパーカー 5th インジェニュイティと言うもので、何とも言えない握り心地と書き味である。これを使い出してから他の万年筆を使わなくなってしまった。とてもよく研究されている。患者さんも色々と苦労をしていて、ボールペンのジェルのものとか工夫しているらしいが、このパーカーにはかなわない。次に筆ペンである。これも何本買って試したかわからない。落ちついたのは呉竹 筆ペン 万年毛筆 卓上 DP150-8B 8号である。これも少し書道の心得のある方ならすぐわかる。一昔前の書き味とは全く違う。手が不自由だと何かの場面で字がナメクジみたいになってしまい格好が悪い。ペンによっても字が変わるので、筆記用具はこだわりたい。次によくいうのが、財布から小銭が取り出しにくいである。小銭が何枚か並んでいてその中から1枚取るのが苦手である。そんな時は小銭が飛び出さないように工夫されていて、拡げて見れる小銭入れがある。手が不自由な分、道具でかなり精神的に楽が出来る。お試し頂きたい。

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2016年10月22日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中