敏感な方と鈍感な方の違い

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先日、自分は鈍感な方で辛いことはあまり感じないが、右腰が痛いという方が来た。問診と身体を診て胃炎とわかったので、「胃の反応は左腰から脚に出ます。お辛いのは右かも知れませんが間違いなく左もやられていますよ。」と言ったら、「自覚はないのですが・・・。」と言う。案の定、右以上に左腰もやられていて、こちらの説明は正しかったのだが、今日2回目の治療の時に、「頚が痛い。」と言う。こちらにしてみると前回の治療はどうなったのか聞きたいところだが、 前回痛かった所が少しでも楽になればそのことは一切言わない。 だから確認しながら進めないといけない。今辛いことしか言わない。 これは鈍感な方の特長である。 それと対照的に敏感な方は、「前回の治療でまだ腰の痛みが3割も残っているんです。」「7割は取れたんですね。」「そうなんですけど、3割がきつくて・・・。」そしてもう1回ぐらい治療すると、「最後の1割が全然良くならないのです。完治していないのです。治療お願いします。」となる。長年仕事をしていると、鈍感な方には、「今日はここですね。」と言うし、敏感な方には「残り3割ですね。」と言う。以前から、「病気は仰山にしろ」と言っているが、どちらにしても程々ぐらいがいいと感じている。

2019年4月6日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中