東大生と鈍感力

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東大を卒業した患者さんは多い。その方達に、「どうやったら頭が良くなるのですか?」と聞いてもあまりいい答えが返ってこない。こちらも色々と聞いているうちにある方から、鈍感力の話を聞いた。「これはある程度東大生に当てはまると思うのですが、少し鈍感な方がいいと思います。例えば受験勉強が辛いのは誰でも一緒です。あまり繊細だと、こんなことは続けられないとすぐに止めてしまうでしょうけど、鈍感だと辛いけど続けられる。止めたいという程辛くない。ただ続けられる。そんなところは違うかも知れません。余程の天才でない限り、頭脳の違いは殆どないと思います。」この答えには唸ってしまった。なるほど友人で東大に行ったのを見ていても独特の鈍感さを持っている。コツコツと言えばいい言葉だが、永遠に辛いことを続けられるのではないかという粘りを持っている。社会に出て勉強だけでなく、仕事でもスポーツでもこれは通用するのではないかと思った。以前に繊細で鈍感が大事と書いたが、ますます鈍感力に興味を持った。

2017年12月10日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中