格好悪い親の方が子供は育つ

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以前、娘の運動会で父親が怪我をする話を書いた。気持ちは分からないでもないが、子供と一緒に行って親の格好悪いところを見せる方が、子供のためになるのではないかという考え方を持っている。よく反面教師と言うが、親が大酒飲みで父親が暴れる環境で育った子供は大酒飲みにならないのと同じで、色々な家庭を見ていると親が格好悪い方が子供がのびのび育つように思う。親が立派すぎると子供は萎縮してしまうのではないだろうか。だから野球でもスキーでも子供と一緒にやって、親が良い所を見せたい気持ちは分かるが、わざと失敗して、「パパ下手なんだよ。」と言って、「僕が教えてあげるよ。」と子供に言われるぐらいの方がいいように思う。子供の責任感というか、自立というか、育つのではないだろうか。以前テレビでたけしさんがお父さんの話になり、「オヤジはペンキ屋で仕事に行くとお金をもらうのが下手で、例えば洋服屋さんに仕事に行くとペンキを塗った帰りに、賃金より高い服を買ってきてしまう。どうしようもなかった。」と言っていたが、そんな時お父さんは、「なんか、わりーじゃねーか。服を買わないと・・・。」と言っていたという。経済的にはどうかと思うが、子供心に、「しっかり稼がないと」という感覚が芽生えたのではないだろうか。松下幸之助先生も晩年、若い者には花を持たせなさい。やがて世話になるのだから。一歩下がって譲りなさい。知っていることも知らんぷり。という内容のことを話されていたと聞きました。皆様いかがでしょうか。

2018年3月5日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中