歯列矯正で別人

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我々が治療していても歯の治療をされると簡単に効果がなくなってしまう。これは経験的に分かっているので、重症の方はまず歯の治療を終えてから来てもらうようにしている。顔面神経麻痺で通っていた方が、歯列矯正中で以前より頭痛が減ったと言う。歯と頭痛は密接な関係があり、歯を治すだけで頭痛がなくなる可能性は高い。しかし歯列矯正中は色々な問題が起こる。まずはワイヤーでの締めつけの痛み、歯が移動する違和感、そして噛めないので胃を壊し腸の具合が悪くなる。下痢をする方もいる。そういうときは今までと全く別人と思って治療するとうまくいく。この方は今までこうだったから、たまたま歯列矯正中でも殆ど同じ刺激でいいだろうと思ってもうまくいかない。ゼロベースで症状を見ていかないとダメだ。下痢ならビオフェルミン等で調整したり、食事の量を調整したり、工夫が必要だ。頭痛が楽になるのはいいが、腸のコントロールが難しい。

無題1

2015年11月19日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中