母親の精神状態と赤ちゃんの下痢

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初めての子育てで不安を抱えない新米ママはいない。色々な話を聞く中で少し疑問に感じることがある。「出産後、栄養もちゃんと取っていて母乳に全く問題はないが、赤ちゃんが時々下痢をする。何が栄養的に足らないのかわからない。」これは我々から見ると、母親がちゃんと栄養さえ取っていればいつもいい母乳が出ると思っているからである。戦後、食糧不足で栄養状態が悪かったときでも、母乳で必ず下痢をするわけではなかった。これは聞いた話だが、赤ちゃんの下痢は栄養で決まるのではなく、母親の精神状態で決まる。栄養失調でも母親が希望を持って生きていると、下痢をしない。しかし不安や疑念、取り越し苦労など心配性の母親の母乳では下痢をしてしまう。結局、「何を食べて出た母乳かではなく、どういう精神状態で出た母乳か。」が大事なのである。この話を聞いたときに、母親の精神状態が不安な時は自律神経が狂い、腸管に対して悪い影響がある。そうなれば腸内細菌に変化が出てしまう。その状態からの血液を濾過した母乳では赤ちゃんの腸内環境はいい訳がない。腸内細菌・環境を介して下痢だと思う。今の時代栄養失調など殆どいない。しかし子供のアトピー性皮膚炎は増えている。母親の精神状態をチェックして多少断食でもして、いい母乳を与えられるよう頑張って欲しい。

2018年7月12日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中