洋式トイレと和式トイレ

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年配の女性の便秘を治療している。食事療法や按腹でお腹を揉んでいる。最近腹圧が高いので、お通じの様子を聞いたら面白い事を言っていた。「トイレで前屈みになり、肘を膝に載せる格好をすると気持ちよく出せることを見つけた。」これは実に理に適っている。昔の日本は和式しかなく洋式に変えた途端、中々スッキリ出せなかった記憶を持っている方もいるのではないだろうか。和式と洋式では直腸の形に違いが出来てしまい、和式の方が明らかに便が通過しやすい形になっている。だから洋式でも身体の形を和式に近づけると排便しやすい。肘を膝に載せるのもいいし、私が勧めているのは両足に10cmぐらいの箱を置き、高さを出す方法である。足が上がれば形的には和式に近づく。そういうことが段々わかってくるにつれ、草履やふんどし、和式トイレに日の丸弁当など古来からある物がどれだけすぐれているかわかる。今更和式トイレにしなさいとは言わないが、良い所は取り入れてもいいと思う。

2018年3月15日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中