減量しか指導しなかった腰椎椎間板ヘルニア治療

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私と同じ年の方が、紹介されて腰が痛いと言ってきた。医者では腰椎椎間板ヘルニアと言われ、今年の初めから痛むという。薬が効いて楽になったこともあったが、また辛いという。その間減量すると楽になり太ると痛いという。身体を診てこの方は腰が本来悪い方ではないことがすぐに分かった。長年治療をしていると本質的に腰が悪い方とそうでない方がすぐに分かる。ただ単に太って腰痛が起こっただけである。本人はあまり体重と腰痛の関係を理解していなかったので、減量の話をした。まずお酒についてまずビールを飲み、次に焼酎、調子が良ければ日本酒を飲むという。下記のように指導をした。

  1. ビールは週に一度
  2. 焼酎はシソ焼酎がお薦め
  3. 日本酒はイベント(誕生日、記念日など)でしか飲まない

次に減量のポンイトは、「白米」「醤油」「ソース」禁止と伝えた。現実すべて実行するのは大変なので、気をつけて減らして欲しいと伝えた。この3つはすべて食欲増進効果がある。そんな話をしたら、「白米大好き、何でも醤油たっぷり、ソースもひたたるほどつけないと気が済まない。」と言う。これでは痩せない。次に減量は月に2kg以上落とすとうまくいかない。10kg落とすなら半年ぐらいかけるといい。月に4kgも減ったら食べてもらいたい。結局腰の治療は何もせず、食事指導だけで終わったしまった。この患者さんはこれだけで治る。

2017年10月3日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中