減量と赤いドレス

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今までも減量に取り組んできた方は多い。膝痛やがんの後遺症の方など目的は様々だが、簡単に結果は出ないという感覚を持っている。特に40-50代女性で20才の時の体重が55kgで今は70kgになってしまうと、生活の根本から指導をしないと変わらない。普通、減量は月に2kgを目指すが、5-6kgなら数ヶ月でいいが10kg越えとなると1年ぐらい時間をかけた方がうまくいく。減量目標は15kgだから、今からやっても達成出来るのは来年の話である。具体策は寝室に赤いドレス(高級で身体の線が出るもの)を飾りなさいと指導している。理由はビジュアルで夢が描けると食欲のブレーキになる。今は着られなくてもやがてこれが着られる。そしてこれを着て何処かにお出かけをする。ホテルでもレストランでも来年の予約をしなさいと言っている。そしてその光景をイメージしなさいと言っている。特に太ってくると女性は黒など締まって見える服を選ぶので、洋服ダンスを開けると暗い色ばかりになってしまう。そしてこれから買う色は明るい色にしなさい。そして髪の毛も変えて、化粧も今までと少し変えなさいと指導している。そして段々痩せてきたら太めの服を捨てなさいと言っている。高級なものもあるだろうが、もうこの太めの服は一生着ることはないと決めて捨てるといい。退路を断つわけである。そして数ヶ月したら友達に会いなさい。「あれ、こんなに痩せてどうしたの?」と言われると励みになる。家族や職場の方は毎日見ているのでほとんど気がつかない。人から驚かれることが大事である。長年やってきて少し減量のコツがわかってきた。この方の1年後が楽しみである。

2018年1月22日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中