片麻痺と肩の痛み

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脳梗塞で片麻痺の方が良い方の肩が痛くて困るという。半身不随の悪い側は痛みを感じにくいし、動かさない分、炎症はあまり起こらない。元気な方ばかり使うので仕方がない部分はあるのだが、杖をついたり肩に負担はかかる。その肩に痛みが出てしまうと、転倒の危険があるのでいつもすぐに治療しようとする。半身不随だと片手で歩いているようなものだから、肩の痛みはのんびり治療するわけにはいかない。鍼でも注射でもテーピングでも即効性のあるものを勧める。整形外科なら少しステロイド入りの注射で楽になるので打ってもらいたいと思うが、快くやっていだける先生は少ない。肩の治療が不十分で転倒してしまうと大腿骨頚部骨折を起こし、手術後リハまで含め3ヶ月は入院である。肩の痛みを訴えられた段階ですぐにそういうことが頭に浮かぶので、片麻痺の肩の痛みは治療を急ぐ癖がついている。

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2016年7月25日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中