病院内で伝わらない情報

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乳がんをやった方が、胃カメラの時に嫌な思いをしたという。話を聞いたら、「耳鼻科の先生のあなたは右の鼻が悪いから胃カメラは左の鼻から入れてもらいなさい。ちゃんと先生に伝えなさい。」と言われたという。胃カメラ当日に看護師さん2人に伝えてこれで大丈夫と思ったら、先生がいきなり右の鼻から入れて途中で気がついたがそのまま続けたという。会計の時に事務長が飛んできて平謝りだったという。この話は当院なら、「カメラを入れる寸前に左の鼻からお願いしますと医者に直接言いなさい。」と指導する。理由は簡単で病院で勤務すればわかるが、実にいろいろな事を考えながら仕事をしている。目の前の患者のことだけ考えているわけではない。先生は先生でこの後の患者をどうしようかとか、看護師も病棟の患者をどうしようとか色々考えている。伝わるに越したことはないが、伝わっていないものと考えた方がいい。こんな話をしたら、「そんなものですか?」と言っていたので、「そんなものです。」と答えた。

2017年11月29日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中