神経麻痺の治療

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脊髄炎をやった方がリハビリで通っている。片足の温度感覚と痛みが全くないという。病院でステロイドをやり、その後リハビリだが、中々効果を感じないので何かないかという。脊髄炎で神経麻痺を起こすと神経の回復には年の単位かかる。去年と比べてどうかという判断をする。中々数ヶ月で結果は出ない。今まで感じていたものを感じないのだから、元に戻すと考えているだろうが、我々から見ると新しく神経を作るためにリハをすると考えるといい。過去がこうだったではなく、一度脊髄炎をやってしまったので、ゼロからのスタートと考える。そうすれば少しでも感覚が出てくると嬉しい。中々治療が長丁場なので、少しでも身体に良いものは取り入れたい。お薦めなのがスチーム足浴器、荏胡麻、ビオフェルミン、お灸と皮膚の擦過刺激、低周波治療と色々打つ手はある。まずスチーム足浴器だが、脊髄炎は原因は分からなくてもウィルス性である。ウィルスは熱に弱い。次に荏胡麻は抗ウィルスとして働く。ビオフェルミンは腸を元気にして免疫にはかかせない。お灸はやり方は少し説明しにくいが、脳卒中の後遺症の神経障害にも使う。少し感覚が出てきたところで、お灸が効く。皮膚の擦過刺激も同じで神経の感覚を呼び戻すのに役に立つ。低周波も電気刺激で神経の回復によく効く。これをやれば絶対大丈夫と言う決定打はないが、少しずつ可能性を求めやっていく中で、突破口は開くものである。2-3年ぐらい続けるつもりでやっていて良かったという声をよく聞く。諦めないで欲しい。

無題

2015年10月24日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中