肩関節の分回し運動について

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五十肩や肩関節周囲炎の方は多い。急性期にレントゲンを撮って石灰化や腱板炎ならステロイドが効くが、後遺症で来る方も多い。そんな時に「分回し運動-ぶんまわしうんどう」を勧めている。すごい名前だが専門家の間では皆わかる。自分の肩関節を肘を曲げずにぶんぶん回すだけなのだが、これが効果覿面である。時間的には数十秒なのだが、やり終えると顔が真っ赤になる。顔にそれだけ血が行くということは、肩にも自然に血がいく構造になっている。時間的に1分間などできない。回すのも前からより後ろからがきつく、後ろから前に回すのが楽な方が多い。肩関節は痛みが強いのでちょっと具合が悪いと肩を使いたがらない。冬は自然に関節の油切れとなってしまう。肩関節は使えば油(肩関節の滑液)が出る。自分の肩が零戦のプロペラになったつもりで回して戴きたい。あまり速くやり過ぎると激痛を味わうので速度は程々がいい。中々聞かない分回し運動だが、実践すると肩こりにまで効く。

2016年12月13日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中