胃炎と坐骨神経痛

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最近、ブログが人気である。一昔前に比べちゃんとブログの中身を読んでくる患者さんが明らかに増えてきた。膝に関してはどうも私の記述がよそと比べてかなり多いらしい。どうやって調べたのかは知らないが、坐骨神経痛に関しても多いらしい。今日来た方も筋肉の質は良く、腰椎椎間板ヘルニアと言われ、マッサージやオステオパシーでかなりよくはなったが、完全に治りきらないという。私のブログを見てきたという。調べてみると典型的な胃炎が原因の坐骨神経痛である。まず背中の胃の反応は、今まで食事に関してやりたい放題である。食べたいだけ食べ、好きなだけ飲み、付き合いはおそらく良いのだろうが胃に気を使ったことがないことがすぐにわかった。それがある一定のレベルを超え、坐骨神経痛という形で腰痛を訴えているだけである。胃腸がらみの坐骨神経痛は必ず左に出る。もちろんこの方は左坐骨神経痛である。胃をThe Bi-Digital O-Ring Testで調べると(-6)、逆流性食道炎も有るということだが、薬を飲んでいない。胃薬を合わせると腰まで良くなる反応である。我々から診るとこう言う方はいくら腰や背骨をいじっても治らない。胃に棘が刺さっていて筋トレやストレッチ、走り込みをやっているようなものである。その棘が見えたら何と言うだろう。「まずは棘を抜いてから筋トレやストレッチ、走り込みをやったら?」と言わないだろうか。我々には棘が見える。整形の教科書に腰痛の原因で胃を疑えとは明確に書いていない。中々良くならない腰痛持ちの方は是非内臓を疑って欲しい。

2018年5月26日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中