胆嚢がんと咳

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数週間前にこたつを片付けた後から、咳が止まらないという。あまり続くので医者に行ったら、ダニとハウスダストのアレルギーで薬を出されたという。薬で楽にはなったがまたすこし咳が出るという。専門の先生の所で調べてみたら肺炎クラミジアの感染があると言われたという。この方は胆嚢がんの治療中なので呼吸器が弱まり免疫が下がってしまうことを恐れ、徹底的にダニ・ハウスダスト対策を指導した。以下はその内容である。

  1. ダイソンみたいな専用掃除機を買うこと
  2. 畳替えをすること(畳床はダニの温床)
  3. カーテンを洗うこと
  4. 布団の買い換え
  5. マクラをパイプ枕に(洗える)
  6. 歯ブラシのをイソジンで消毒

ここまでやらなくてもと思うだろうが、ダニなどでアレルギー反応が出て咳が止まらないと、どれだけ免疫を下げるかわからない。後でがんの治療がうまくいかず、あの時もう少しダニ対策をしておけば良かったとならないようにと思う。こういう指導をするのも以前うまくいかないで苦い経験から割り出されたものである。胆嚢がんなどは予後が悪いので、この程度やっておけばと言う考え方が1番怖い。これでもかと徹底的にやってもうまく行かないことが多い。

 

2016年8月1日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中