腰痛患者が胃薬で腰が悪化

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これはよくある事だが、腰痛患者さんが痛み止めを飲むと腰痛が悪化する。理由は簡単で、痛み止めは胃壁に悪い。痛み止めを飲み続けて食事も取れなくなってしまう方は多い。胃粘膜保護剤でも医者が出してくれれば良いが、言わないと出してくれない先生もいる。何とか腰を楽にしようと真面目に痛み止めを飲めば飲むほど、胃炎から腹筋力低下→腰への負担→腰痛悪化となる。ではこんな時どうしたら良いのだろうか。お薦めは坐薬である。坐薬は胃壁を痛めないしよく効く。経口投与より経皮吸収はとても効率がいい。少し挿入に抵抗がある方もいるだろがすぐ慣れる。ゴルフなどで腰を捻る場合、腹筋力低下が困るので初めから坐薬を使う方もいる。これなら粘膜保護剤はいらない。但し、坐薬は36度ぐらいで溶けてしまうので持ち運びが大変である。鎮痛剤と胃粘膜保護剤、坐薬の組み合わせで、何とか乗り切って欲しい。

 

2016年8月13日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中