腸にいいことをして症状が悪化

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鬱病でも免疫疾患でも腸から治すことは何度も書いている。しかし長年治療していると腸にいいことをしたはずなのに、症状が悪化する方がいる。理由は分からないが、例えば下痢が続いた方を正常に戻すと途端に気分が悪くなったり、やる気がなくなる。これなら今までの下痢の方がいいという。こうなるとガラガラポンで、全てリセットして考える。本人の感覚を頼りに全く常識にとらわれない治療でやるしかない。今まで積み上げたものが根底から覆されるので、慎重に症状を見ながらやるしかないが、そういうことが起こる。今までで数人いたから7-8年に一人診る感じである。個体差と言ってしまえばそれまでだが、それだけ身体を治す方程式がないということである。こういう患者を診る度毎に、初心忘れべからずを思い出す。

2017年4月9日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中