膝痛と左右の太腿

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仕事柄、膝痛の方はよく来る。左膝が痛い場合、初めのうちは左太腿前面をほぐせばいいが、時間が経つと右の太腿までおかしくなってくる。今まで何度も「身体の中の父ちゃん母ちゃん」の話はしている通りで反対側までチェックしないとなかなか治癒までいかない。膝痛の支配権を大腿四頭筋(太腿の前面)が持っているのて太腿の治療をしない限り、膝は良くならない。交通事故や余程の激しい運動などがない限り、膝の靱帯や半月板を痛めることはないので、殆ど筋肉の治療で治るケースが多い。この大腿四頭筋は自覚症状が出ないので、膝痛で来る方はこの大腿四頭筋が殆どやられている。半年もほったらかしで来る方が時々いるが、まちがいなく反対側の太腿までおかしくなっている。痛い方の膝を治療して欲しいという方は後を絶たないが、膝が熱を持ったり炎症性の場合はかえっていじると危険である。痛くない側を治療する事が最短で1番安全なのだが、中々広まらない歯がゆさをいつも感じている。

2015年11月1日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中