自宅での血圧測定について

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患者さんが自宅で血圧を測るときに、すこし問題があるので指摘したい。ます医者にいくと肘を出して水銀柱で測るのが定番だが、腕にマンシェットをまいて加圧していき、動脈を止める。徐々に緩めて聴診器で初めの音が聞こえたときが最高血圧。音が消えたときが最低血圧。今は機械でやってしまうので楽な部分はある。冬はセーターなどを着ていて肘をちゃんと出さないで測ると、非常に不正確になる。服の上からマンシェットを巻いている場合もある。そして機械の中に音を感じるところがあってそれを動脈に当てて計測するのだが、そのセンサーの位置と動脈がわからないとまた不正確になる。その点当院では数年前から手首で測るのに統一してしまった。まず服の影響を受けない。手首に巻くときに文字表示をちゃんと読めるようにするとセンサーが動脈に当たるように設計されている。巻く場所も手首の端に合わせればいい。以前医療器メーカーの機械を使ったが、精度がいまいちだったので、今はパナソニックにしている。これは「手首高さセンサー機能」がついていて正しく測れるように指導してくれる。さすがパナソニックである。持ち運びも楽で壊れない。以前指で測れる機械を使ったが、これも精度がいまいち。そんな経験を積んで今は手首に落ちついている。

 

2017年11月28日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中