複雑にした右肩痛

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常連さんがインフルエンザにかかり、咳が止まらず困ったが、少し楽になってきたという。右肩を診るとガチガチで殆どほぐれない。そして最近マラソンをしているという。脛を診ると異常に硬いので、「月に100kmぐらい走っているのでは?」と聞いたらそうだという。あまりに脛が硬いのでこれは少しやり過ぎで、毎日寒い中大変だと思ったら、ジムに行ってトレッドミルというランニングマシンで走っているという。このトレッドミル昔からいい思い出がない。脛は異常に硬くなるし、膝には負担がかかる、坐骨神経痛は起こすし、足首にも悪い。患者の足を診ただけで、「今日は外で走ったでしょう。」とか「今日はトレッドミルですね。」と言えるぐらいすぐわかる。そしてこのトレッドミルで膝の後ろの痛みと坐骨神経痛を誘発していて、肩に悪いことをしている。だから咳だけではなく、トレッドミルがかなりの部分を占めている。本人に伝えたら、「何で関係があるのですか?」と言っていたが、こういう場合は足から治さないと肩は良くならない。良かれと思ったことで肩を複雑にしていた。こういうケースはとても多い、注意して戴きたい。

2019年1月28日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中