足のシビレと帯状疱疹

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今日、ご紹介出来た方は右膝が痛くなった後に右足がシビれて感覚が半分しかないという。歩くのにも不自由でよくつまずくという。病院等で膝は良くなったが、シビレが取れないという。最近は手も少しシビレを感じるという。身体を拝見すると右膝痛で左足に負担がかかっている。ならば左足がシビれそうなものだが右足だという。使ってもいないのになぜシビれるのか。脳梗塞もなさそうだし、少し考えてしまった。既往歴を聞くと大腸がんの手術を数年前にしている。こういう場合、免疫低下でヘルペスが暴れるとシビレが起こりやすいなぁと思い聞いたら、以前右脇腹で帯状疱疹をやったという。どれだけ以前の帯状疱疹と足のシビレがあるかは不明だが、まずはThe Bi-Digital O-Ring Testで調べてみることにした。腸の免疫も低く、ヘルペスの数字は高い。ビオフェルミンと荏胡麻を飲んでもらい様子を見ることにした。右膝は一切触らずシビレが良くなれば膝と無関係と証明出来る。話を色々と聞いたら、今まで帯状疱疹の事を聞かれたのは初めてだという。ヘルペスが暴れると心臓にもよくくるので、心臓は大丈夫かと聞いたら、不整脈があるって薬を飲んでいるという。段々話が繋がってきた。今回はたまたま膝痛の後の足のシビレだから、膝との関係を疑うのは当然だが、よくよく考えると少しおかしな話である。あまり固定観念にとらわれず、事実だけを追いかけないと治療の方向性を見失う。

無題

2015年8月3日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中