足を車にひかれた後の処置

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年配の方が足を車にひかれたという。レントゲンで問題はなかったが、病院で何もしてくれないと言う。ただ1ヶ月後にまた写真を撮るだけだという。本人は不安になって、来たが予想通り悪い方は熱を持っている。測ったらいい方より3度も高いので慌て冷湿布をした。本人も湿布はしていたらしいのだが、皮膚がかぶれるからガーゼを間に入れていたがうまくいかないという。そういう場合は冷湿布のセロハンを取らないでやるといいと話したら、感心していた。そして1時間おきに取り替えてくださいと言ったら、自分では6時間おきに取り替えていたという。セロハンを取らないとまた使えるから冷蔵庫で保管してくださいとも伝えた。身体は予想通り悪い側に体重をかけられないので、反対側に負担がかかる。このままほおっておくと腰まで痛くなりますよと言ったら、もう痛いという。医者から全治2週間と言われたが、もう過ぎているのに全然良くならないという。これは以前、「全治と完治」の所で話をした。全治の5倍ぐらいの時間をかけないと完治にはならない。だからこの方は10週間、2ヶ月以上かかるのである。この方は常連さんなのだが、事故をきっかけに色々な経験をするたびに、こちらが必要な話をするから聞く度毎に驚いている。セロハンの話や全治の話など普段は出てこない。色々な経験をする度毎に人は学んでいく。

 

2016年10月13日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中