身体は軽く、心は重く

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最近はどういうわけか懐かしい方をよく治療する。1番長い方で35年近くになるので、昔の身体と今の身体をどうしても比べてしまう。「昔は社長、あんなに元気だったのに、この腰は全然筋肉が回復しませんね。」「20年ぐらい前はゴルフであんなにやっていたのに、今では想像も出来ませんね。」「5年前のぎっくり腰の時は1回の鍼で治ったのに、今回はあと2-3回やらないと治らないでしょうね。」仕事柄嘘をつくわけにはいかないので、こちらは事実だけをしゃべっているとどうしてもこういう会話になってしまう。常連さんも心得ていて、「先生の所に来ると身体は楽になるが、そう言われると心が重くなっちゃうよ。年取ったもんなぁ・・・・・。」やはり30年の重みを感じる。人がどう老いていくかというのを日々感じているが、やはり年相応の身体の使い方はあると思う。隠居生活をしろとは言わないが、程々の60点生活が1番いいのではないだろうか。すぐに根を上げることをお薦めしたい。

2017年10月4日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中