食べ過ぎは量ではなく器の問題

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70代の男性が腰が治らないという。以前から甘い物の取りすぎを指摘していて、最近は摂生をしているがやはり腰が痛いという。背中や膵臓の反応など詳しく調べてみたら、器がかなり下がっていることがわかった。数年前の器を100とすると今は50程度しかない。100の器の時に70食べれば何も問題はないが、50では食べ過ぎになってしまう。奥様も「主人は以前ほどそんなに指摘されるほど食べていない。」と言う。数年でそんなに器が減ってしまうとは考えられないだろうから、80程度に思っていると思う。これはよくあることで、体調の悪い時は2-3割体力が落ちた程度だと皆思っている。実際は7割落ちている。だから5割程度の事で簡単に根を上げてしまい本人は不思議だという。その都度自分の器がどれだけかを知る方法は中々ないが、少しやってみて様子を見るしかない。体調不良や年齢による器の減少は皆が思っているより、大きいと思って戴きたい。

 

 

 

2016年6月17日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中