断食について

アーユルベーダの日本の第一人者、上馬塲和夫先生のFacebookの中に下記のようなことが書かれていた。

「お釈迦様の苦行像だか、仏陀は中道を体得し悟られた後も、弟子たちに断食を許していた。仏教の僧院生活、まあ仏教生活では朝の空腹時に体調を内観する。昨日の食事が消化したかどうか。不快を感じたら、朝食をとらずにそれを観察する。水も飲まずに内観する。しばらくして、不快感がなくなったら、白湯をいただき、さらにお粥をいただく。もし不快感が改善しなければ、数日間断食しながら観察する。それでも改善しなければ、お白湯から始めお粥へと腹食する。何がいいたいかといえば、仏教じゃ断食は養生の作法で苦行じゃないということだ。」

仕事柄、食べ過ぎの方には断食を勧めている。
しかし皆さんの反応は、「断食?え・・・。」というものばかりで、本当はしたくないけれども仕方がないという感じである。
本来は朝の体調を内観(自分自身の身体の声を聞く)する事が大事で、それを改善するために断食は養生だと言うことである。
何も特別なことではない。
私自身は朝食を摂ってはいないが、朝は腸の排泄のための時間と考えている。
この朝の時間が大事で、1日の体調が決まると言っても過言ではない。
昔聞いた話で読売巨人軍の金田正一投手が朝起きてすぐトイレに行くという。
スッキリ排便が出来ると試合に勝ち、前の晩飲み過ぎたりしてスッキリ出せないときは必ず負けたという。
それぐらい腸と体調が密接にかかわっている。
これだけ過食が騒がれていて、もう少し断食が生活の中に入ると病人は減るのではないかと思ってしまう。
イスラム教ではマラダンの断食月があるが、あまりお腹が出ている人を見たことがない。
苦行とは思わず、身体をリセットする健康法ぐらいに考えたら良いのではないだろうか。

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