15年後に取り返しがつかなくなる腰痛

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10年ぶりに来た方が腰が痛いという。調べてみると論外なぐらい酷い。よくここまで耐えたものだと思う。我慢強いにも程がある。体操の先生をしているが、最近は自分で身体が動かせなくて若い人にあたりまくっているという。気持ちは分かる。本人もこのまま仕事を続けられないのではないかと不安を持っているが、腰を触ってはっきり、「今年一杯で改善しかければ身体を使う仕事は出来ません。今後の仕事は腰をを酷使しないものを選んで下さい。しかし今回良くなってもまた腰に負担をかければ必ず再発します。」と断言した。何となく本人の感じていたことをズバリ言われて少しショックだったと思うが、このままほおっておくと15年後、取り返しつかない。70才ぐらいの方でどうにもならない腰痛の方が来るが、同じ道を歩んでいる。「試しにあなたの両親で首か腰をひどく患っている方はいない?」と聞いたら、母親が70才で首の骨の手術をしたという。こちらが予測したとおりである。以前から我慢弱い話は書いているが、この方は腰のMRIから始まり、徹底的に検査をして腰に関係あるところを全て洗い出し、問題点を治療していかないと治らない。今年一杯で出来れば良いのだが、何せ我慢したのが8-9年なので時間がかかるのは仕方がない。くれぐれも我慢強いのはよくない事を知って欲しい。

2016年10月13日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中